あなたは冷や派、それともあつ燗派?
昔は、日本酒と言えば、あつ燗でした。
でも、最近は、冷やで飲むことが増えてます。
なぜでしょう?

それは、製法や原料の進歩により、素晴らしい香りのするおいしいお酒が増えたからです。
特に、吟醸酒には新鮮な果実のような香りがします。
よくできた吟醸酒は、日本酒臭くなく、果実のなんとも言えない香りを放っていますね。

この香りを吟香といいます。
粋な言葉ですね。
私の大好きな言葉の一つです。
この吟香は、酒造にあったお米を50%以上も削り取り、お米の芯に近い部分だけを用いて低温発酵させることによって生まれます。

この香りや旨みを、最大限に味わいたいときは、7〜10度に冷やして飲むのが最適だと言われてます。
ビールが4〜6度くらいが理想ですからそれよりも若干高めですね。

このように冷やで飲む機会が多くなり、あつ燗は安酒を用いるという間違った考えがはびこって来ました。
確かに、居酒屋とかでは、燗で出すお酒は安酒、冷酒は上等のお酒になってますよね。

確かに、フルーティな香りの吟醸酒を燗にすると、その香りが飛んでいってしまいます。
でも、濃厚で香りが低めの本醸造や純米酒を燗にすると、その微妙な香りと味が呼びおこされ、鼻、舌そして喉を豊穣な快感で包みこみます。
純米酒のあつ燗は侮れませんよ。

長々と書きましたが、高いお酒だから冷やで飲むと決め付けずに、たまには燗で飲んでみてください。
また違った味に出会いますよ。
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